風呂敷を日常に取り入れる

定番カラーはぜひとも持っておきたい

風呂敷で彩る無地の風呂敷の最大のメリットは、物を包んだときに絵柄のデザインが
どこに来るかを気にしなくて済むことです。

初心者や使い始めたばかりの人、滅多に使う機会がないけれど
いざというときになくて困ったという経験をしたことがあるなら、
デザインなしの風呂敷を選ぶのが無難なうえに使いやすくなります。


たとえデザインがなくても、素材によって手触りや見た目の印象が異なってくるため、
素材と色を併せて考慮する選び方をすると、これが気になるという風呂敷が見つかります。


まずは定番カラーとしてお祝い事に欠かせない朱色や紅色の赤系は持っておきたいところですし、
弔事に備えては深みのある青や緑がおすすめです。

赤系の無地風呂敷
京都のれん株式会社の風呂敷160cm※通常縫い継ぎでの風呂敷サイズなので一枚ものは珍しい。


慶弔のどちらにも使えるのが、仏教においてもっとも高貴な色とされる紫で、これ1枚で
慶弔どちらも兼ねることができるとあって、1枚で済ませるのもいいかもしれません。


その他には黄色系や茶色系などの色合いも定番カラーとしてありますので、
慶弔のどちらで使えるかで判断して持っておくと便利な風呂敷です。

ニュアンスカラーはおしゃれに使えるのが魅力

王道に色合いの風呂敷を用意しておけば慶弔のどちらもTPOに合わせて使えて安心ですので、
ニュアンスカラーの風呂敷はおしゃれさを演出したいときに使うのがおすすめです。


ニュアンスカラーとは、定番をアレンジした色合いと考えると大体の雰囲気がつかめるでしょう。

パステル調やグラデーションなどがあり、デニム調の無地は斬新でおしゃれとあって、
サブバッグとして使うときに気になる風呂敷になりそうです。

ピンクの無地風呂敷


おしゃれな普段使いではニュアンスカラーの方が柔らかい印象になるとあって、
ファッションセンスのよさをアピールするにも向いています。

荷物が増えたときに持ち手と風呂敷を取り出し、手早く結んでサブバッグを作ったら、周りから称賛を浴びそうです。


王道の色にしてもニュアンスカラーにしても、自分自身がこれは気になるという色を選ぶのが
長く愛用できる風呂敷になる秘訣で、選ぶ際には直感で選ぶとお気に入りが選びやすいと言えます。